2014年6月30日月曜日

ベスト16は得点に難あり、前線の確実な得点源が優勢を呼ぶ

現在、W杯におけるフランス対ナイジェリアの試合終了直後に執筆を行わせて頂いているのだが、両チームとも前半は無得点、後半79分になってようやくゴールシーンが披露された。


ここで、気づいたのが、各チームにおける、前線の確実な得点源の重要性である。ゴール前までは、美しいパスワークで繋ぐことが可能となっているが、フィニッシュまで持って行くことがなかなか困難になってきている。一方で、コロンビアのハメス•ロドリゲスやオランダのスナイデルのように、ベスト16の舞台でも決定的な仕事を果たしている前線における得点源が存在している。

開催国ブラジルのネイマールも、ベスト16という舞台では少し手を焼いているようだ。結果、チリとの試合においては、PK戦における勝利という、接戦という結果となっている。

特に本日のフランス対ナイジェリア戦における、DFラインの統率から発生するオフサイドトラップがとても機能しているようだ。これは、両チームにおいて成果を出しており、結果、無得点という試合運びに結びついている。ボランチ同士による早いプレッシャー、ボールコントロールもほぼ完璧な状態にある。両チームのGKも引けを取らず、後半78分まで、堅実なセービングを披露している。

予選では好調だったベンゼマでさ、なかなか得点が出来ないベスト16。後半79分になって、ようやくセットプレーから、ボランチの選手であるポグバの得点が披露された。もう1点は、フランスにとっては幸運な、ヨボによるオウンゴールである。それ以外にも、両チームにおけるゴール前でのチャンスはあったが、前線の選手による得点には繋がらなかった。これは、ベスト16というステージが、予選とは異なり、既に接戦状態にあるということを意味しているのではないであろうか。

執筆:Dragonshoot



価格:4,100円
(2014/7/1 03:21時点)
感想(1件)




0 件のコメント:

コメントを投稿