2014年6月16日月曜日

ギリシャ戦、本田ワントップの可能性と選手の入れ替え

W杯のグループリーグが着々と行われている中、日本代表も次戦のギリシャ戦に向けた準備が進んでいる。ザッケローニ監督がどのような采配をとるかが注目されているが、次回は確実に、選手の入れ替え等を含む改革が必要であろう。これには、他選手のモチベーションを保つのにもとても重要なことであるはずだ。前回の試合で結果が出せなかった選手は、必然的に入れ替えられるというのは欧州では当然のことである。一方で、前回のW杯でワントップとして結果を出した本田の功績も、今の日本代表の現状においては無視することはできないはずである。周知の通り、現段階で勝利を収めてきているチームには、決定的なストライカーが存在している。これらを考慮に入れ、Creative Footballでは更なるフォーメーション案を作成させて頂いた。

football formations


まず、フィジカルの強さを活かしたポストプレー並びに決定力を備えた本田をワントップに配置した。本田の普段のポジションであるトップ下のポジションにおいて、現段階でフィジカル、メンタル、そして経験という事を踏まえると、大久保が適していると考える。そして、左サイドには、ドリブルでゴールまで持ち込める能力を備えた斉藤を配置した。オランダ代表のロッベンやアルゼンチン代表のディ•マリアらのように、ドリブルができるウイングの選手は今大会において、必要不可欠の勝利要素である。香川に関しては前回の試合から少し距離を置いた方が、コロンビア戦に向けたより良い準備になるであろう。右サイドも同様に、顔面に怪我をし、最近の代表試合において、決定率が下がりつつある岡崎も少し距離を置いた方が良いと考える。そして、このポジションには、本田に対するアシスト率が高い清武を配置した。特に、サイドからの正確なクロスに期待が出来るだろう。

ボランチは、現段階で最もコンディションの良い青山と山口が適しているだろう。遠藤も考慮に入れたが、前回のパフォーマンスから、今回は少し距離を置いた方が良いと考える。長谷部と同様に、コロンビア戦での先発復帰ができることを強く念じている。両サイドバックは現状維持というのが無難であろう。前回の左サイドでの守備力の低下を考えると、酒井高徳の配置も興味深いが、まだコンディションが完全には戻っていないであろう。センターDFにおいては、吉田を今野と入れ替え、より堅守な守備を現代表にもたらすというのも良い案であろう。吉田も怪我から復帰した選手らの一人であり、前回のハードワークから少し距離を置いた方が良いと考えられる。

次回のギリシャ戦に必要なのは、確実な「勝利」である。しかも、出来るだけ点を取り、得失点差を広げなければならない。それは、コロンビアがコートジボワールに勝利し、コートジボワールがギリシャに勝利した時のことを想定に入れている。もし日本が残りの試合を全勝し、2勝1敗でいずれかの国と並んでしまった際にも、得失点差で有利に立たなければならない。シンプルに言ってしまえば、今の代表にできることは、出来るだけ点をとり、失点をしないように勝つことである。前回のコートジボワール戦において、例え自国が負けても、試合後のスタンドのゴミ拾いをしてから去るという尊敬されるべき日本代表のサポーターらのためにも、是非、最高のパフォーマンスが披露されることを強く願っている。

執筆:Dragonshoot



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