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2014年2月15日土曜日

心の中が無になるまで努力する


Meditation / Keoni Cabral


人間というのは常に何か物事を考えがちですよね。何か1つの事を集中し始めたとしても、時間が経つごとに自然と別の事を考えている、ということはよくある事ではないでしょうか。よく、「ぶれない」という言葉を耳にすると思いますが、これができている人程、1つの事を成し遂げる確率が高いのではないでしょうか。

それでは、「ぶれない」心を作るにはどうすればよいのでしょうか。ぶれないようにしようとただ心掛けるだけでは漠然としていて、きっと別の事を考え始めたり、心移りし始める恐れがあります。そうすることよりも、まず心の中を「無」の状態にすることが先決だと思います。

心の中を常に無にすることを努力することは、きっとぶれない心を持つきっかけになるはずです。そうするには、まず自分の呼吸の音に耳を傾けることから始めましょう。そして、自分の呼吸の音はどういうものかを知る必要があります。一回聞いただけではなかなか覚える事ができないので、熱心に聞いて覚えてください。そうすることで、周りの雑音に耳がいかなくなりますよね。

次に、上品質の「インプット」を選びましょう。ここでのインプットというのは、取り入れる情報の事です。自分にとって一番有益で、ポジティブな最高級の情報を取り入れましょう。例えば、あるカーデザイナーは、歌舞伎やオペラといった上品な情報をインプットすることで、アウトプットとしてのデザインが上品な形で現れたりもします。数々あるニュースサイトでも、裕福な方々が読む記事というものは、書き方やページの体裁がとても整っていたりと目に良い影響を与えたりもします。5つ星のホテルのロビーに少しだけ腰をかけて、本を読んでみるというのも良いインプットになります。

特に、テレビに流されてただ見ているという行為は避けるようにしましょう。常に番組表を見て、自分に必要な番組を前もって調べておき、その番組が見終わったらテレビはすぐに消しましょう。買い物の際も同様です。買い物リストにないものは、決して衝動買いしないこと。予定等も、常に今日は何をするべきかを前もって定め、ふらふらと急な誘いについていくような事は、ぶれる前触れになりますので要注意です。以下、ぶれないための心がけを箇条書きにします。


  • 心の中を無にする。自分の呼吸の音を知る。
  • 上品質の「インプット」のみを取り入れる。
  • 流されずに、前もって決めた自分の予定を全うする


日本という社会は、仕事の後に、飲みに行かないと出世に響いたり、人付き合いが悪いというレッテルを貼られがちですよね。でも、これらは国際化が進んでいる世の中では関係のないことです。自分がしなければいけないことが分かっていれば、それを成し遂げるために全力を注ぐべきです。それを理解してくれる人たちと一緒に仕事をするべきです。そして、そこから夢の実現への第一歩が生まれるはずです。一回きりの人生、自分らしく生きてみても良いですよね。



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2014年2月10日月曜日

選ばれる者の振る舞い


Cosmic Eye / h.koppdelaney


今のこの季節、フランスでは、「The Voice」という歌手の登竜門みたいな番組が流行っています。毎週土曜日の夜は、この番組が視聴者を独占しているといっても過言ではない人気番組です。この番組で最終選考まで残ったアマチュアの歌手達は、その後、レコード会社等から良いオファーを頂いたり、ミュージックアワードにノミネートされたりしています。

アメリカでも、似たような番組「The X Factor」のオーディションが始まりました。この番組はイギリス発祥の番組ですが、上に述べた「The Voice」はオランダ発祥の、「The X Factor」に対抗して作られた番組です。世界のあらゆる場所でこれらのオーディションは開催されています。

さて、上記に挙げた2つの番組において、1つ共通する事に気づきました。それは、審査員から選ばれる歌手達の振る舞いです。選ばれないほとんどの人達と比べて異なる点があるのです。下にそれらを、箇条書きにしてみました。


  • 何か過去に苦労をした、または困難がありそれを乗り越えてきた、というニュアンスが伝わる「目つき」
  • 最低限の清潔さを保った、「自分を素直に表現した違和感のない服装」
  • 控えめで「真面目」


もう勘の鋭い方はお気づきかもしれませんが、この選ばれる者の振る舞いは、決して、この将来の歌手を選ぶためのオーディションに限った事ではないという事です。例えば、優秀な企業の面接官の方はこの振る舞いには敏感なのではないでしょうか。企業で採用される志願者は、ある特殊の目つき、眼差しというものを持っているはずです。この目は、言葉と異なり、真似ができるものではありませんし、その場で作り出す事も不可能です。年月をかけて得た眼差しだからです。ある種のカリスマ性と呼んでも良いと思います。

人生はそれぞれ、家庭環境も色々とありますよね。それでも、真剣に毎日を生き、自分の夢に向かっている人は、年月を重ねるたびに、ある種の覚悟と目つきが備わると思います。中には、不運にも、望まない形でそいういう目つきを得る方もいらっしゃいます。ただ、そこには共通した選ばれる者の振る舞いがあると思います。そして、絶対に夢を諦めないという強い姿勢も、同様に備わっているはずですよね。

夢を諦めないで追いかけ続けている方、又は好きな事で仕事をしたいと努力している方には是非、夢を実現して頂きたいと念じています。真面目に生きていれば、それを見ている人がきっとどこかにいます。心の準備ができた時に、自分を見てくれている人々に、「真剣な眼差し」でアプローチしてみるのも良いアイデアですよね。



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2014年1月30日木曜日

パッション+特技=夢


1964 Chevrolet Corvette Stingray (Custom) 1 / Jack Snell -Thanks For 10 million views!


皆さんが子供の頃に見た夢は、きっとあまり考えることなく、自然と頭に浮かび上がったのではないでしょうか。大人になることで、子供の頃に見た夢とは異なるパッションや興味が浮かび上がっても、不思議ではありませんよね。ただ、個人差もあると思いますが、子供の頃の夢、それとも大人になってから見始めた夢のどちらが本当の夢なのだろうかと、迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。僕も去年、日本で入院するという機会がなければ、未だに迷っていたかもしれません。ある稀なことが起こると、その人に決意というものが生まれるというのは本当だと思います。

僕が日本で入院した時は、ほとんどやることがなく、退屈な日を過ごしてもおかしくはありませんでした。ただ、ぼーっとして過ごすという事に慣れていないので、コンピューターに向き合い、インターネットで自分に興味がありそうな職に応募してみました。同時に、色々なサイトにて自分に合う職業の適性検査等を受けてみました。また、ネット上にある自己啓発に関する情報を読みあさり、とにかく自分の内と向き合う時間を作りました。

その時に僕の中に浮かんだ最大の疑問は、自分のパッションと特技のどちらを優先させるべきかということです。自分のパッションは、特に自分が好きなことや興味のあることです。特技というのは、生まれつき自分が他人よりも優れている能力や技術です。僕の個人的な意見ですが、もし、大人になってから自分の好きな事で仕事をする、又は夢をもう一度見たいという方には、両方の条件を満たしている職が適していると思います。夢は叶えるものですから、最初から叶わないと思うことを夢に設定するのはあまり良いことではないと思います。もう一度言います。


夢は叶えるもの。だからこそ、自分のパッションと特技の両方の条件を満たす職が適している。


これは僕のやり方ですが、まず自分の特技を紙やノートアプリ等に箇条書きにしてみます。こうする事で、この地点である職についた時に、人よりも優位に立てる状況を既に作ります。次に、箇条書きにした自分の特技の横に、自分のパッションをどれだけ注ぎ込む事ができるかを、パーセンテージ等の数値で表します。一番パッションを注ぎ込める特技が活きる職というものを箇条書きにして、それらの職種にどんどん応募してみます。自分のパッションが沢山注ぎ込まれる履歴書ができるはずですよね。フリーで仕事を始める準備ができている方は、その特技をどんどん多くの方や企業に売り込むというのも良いアイデアですね。


  1. 自分の特技を箇条書きにして挙げる
  2. 挙げた特技の横にパーセンテージ等の数値で、自分のパッションがどれだけ注ぐことができるかを表す
  3. 一番パッションが注ぐことのできる特技が活きる職に応募、又は、それを活かして直接企業や人に売り込む

以上の事を、あまり考え過ぎずに、箇条書きにして表現するということがとても重要です。それは、本当の自分と向き合うという大事なことでもありますよね。皆様の本当の夢が、自分に一番正直な方法で導き出されることを、心より念じております。




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に関する書籍 >




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2014年1月16日木曜日

好評価を維持するには好評価を維持する



Angels From Above / erix!


初めての好評価というのは、多くの方に与えられているというのが僕の考えです。何でも良いのです。子供の頃、誰かに褒められたことも好評価の1つです。些細な事でも良いのです。最も大事なのは、その些細な好評価を維持しようとしたかではないでしょうか。それはどういうことかと言いますと、好評価を維持することは、ある分野において売れ続ける、人から欲しいと思うサービスや仕事が提供し続ける事ができる、そして、これらの好評価が積み重なり、最終的には成功するということです。

それでは、もう少し詳しく突き詰めてみましょう。僕の経験をもとに、売れるイラストレーターについてお話したいと思います。これは、僕がヨーロッパの芸大にて担任の講師と話した時のことです。売れるイラストレーター、もしくは良いイラストレーターとはどういう人ですか?と質問してみました。担任の講師は、売れるイラストレーターとは、常に同じスタイルでどんな事象でも描き続けることができる人。そして、その人のスタイルを見ただけで、イラストレーターの名前が浮かんでくる。こんな人が、良いイラストレーターだそうです。例えば、有名な漫画家の作品を見た時に、キャラクターは違うけれども、どの漫画家の作品かは想像がつきますよね。これこそが、好評価を維持する秘訣です。

では、どうすればよいのか?イラストレーターの場合、ブログやSNS等を通じて、何か新作を投稿してみると良いと思います。そして、「いいね!」のような好評価を最も得た作品のスタイルを維持し、異なる事象も応用して描いてみると良いと思います。ここで重要なのが、スタイルを変更せず、キャラクター等が異なっても、どこかしらに前作の「面影」のようなものが出る作品を作り続ける事です。この事は、どの分野の専門職でも通用する事だと思います。医療、法律、技術、クリエイティブ、スポーツ等、一度より多くの好評価を得た仕事のスタイルは、大切に維持し、そこからかけ離れる事なく、異なるプロジェクトにも応用し、自分にしかできない技術を身につける。そして、誰にも真似されないように、その技術を自分の中で高度化し、次なるキャリアステップのためにその技術を売り込む。

もう一度大事な事を下に記します。



  • 一度、好評価を得たスタイルは維持し、異なる事象にも同じスタイルで応用する
  • 好評価を得たスタイルは、そこにニーズ、そしてマーケットが潜んでいる
  • 専門職の成功は、同じスタイルで得た好評価の積み重ねである


特に専門職で夢を叶えたいと願っている方は、もう一度過去に好評価を得たものを思い出してみて、その時のスタイルをまず再現してみて、異なるプロジェクトにも応用してみると良いと思います。僕もまだまだ未熟ですが、お互いに好評価を維持し続けましょう。



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<集中力をつけるアプリ >





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2014年1月13日月曜日

「やべえ」と思うまで遊ぶのもあり


FPG (First Person Gaming) / Luke Hayfield Photography


僕が日本で過ごした20代前半、4年制の大学を卒業し就職氷河期に埋もれ、フリーターをしながら生計を立てるという生活をしていました。バイト先から家に帰る前には、コンビニで夜中に備えて食料や飲み物等を買い込み、朝6時頃までゲームをしていました。自分が寝る頃には父が会社へ出かけるという、社会的に見れば、反社会的な若者でした。

夜中にゲーム三昧、というよりゲームの止め時が分からなくなるというゲーム中毒のような状態でした。あと30分が、いつのまにか3時間、4時間とゲームをプレイする時間がいつの間にか延びていくのです。こんな生活を送っていくうちに、突然、「やべえ」という感情が心に芽生え始めたのです。

後々、この「やべえ」という感情は自分に対しての危険信号のようなものだったと理解しています。このままこの生活を続ければ、将来、仕事もせずに橋の下あたりで寝泊まりをすることになる、と自分自身で怖がらせることになりました。食料もなく、病気になった時には医者に会う事もできず、雨の中でも宿なしになるんじゃないかという恐怖感です。

危険信号を受け取った次の日から、僕がまず初めにしようとした事が、朝起きて、夜は寝るという特殊なリハビリです。それまで、朝の6時に寝ていましたので、夜中の12時に布団の中に入っても寝る事ができないのです。何日間か努力した後、夜中に寝れるようになりました。もう2度とこんな努力はしたくないと学びました。

今思うと、「やべえ」と思うまで、夜中にゲームをし続けた、言葉を変えれば、遊んでいたということは、結果的には良かったのかと思います。この経験を自分の本能に従って経たという事が、その後、本能的に再始動できたのだと思います。そして、この「本能的に動く」事がとても重要です。なぜなら、人間は他人から首根っこを捕まえられてどこかへ閉じ込められても、そこからまた出てきて元の場所に戻ろうとするからです。これと同様に、自主的に「やべえ」と感じ、自分からゲームを止めなければ意味がありません。そして、自主的に動く事で、今本当に自分がしなければいけない事に気づくことができますよね。

現在、自分のやりたい事が見つからず、フリーターをしながら、深夜はゲーム三昧という方もいらっしゃるでしょう。時には、自分自身で「やべえ」と思えるまで遊び続ける事もありなのかと思います。そう早く思える人ほど、より早く自分のやりたい事が見つかり、始動ができるのではと思います。自分の本能に従い(法に触れない範囲で)、自分がやりたい、自分だけができる社会貢献をしていこうじゃありませんか。


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<「やべえ」と思えるまでのゲーム>

ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君 - SQUARE ENIX INC

428 ~封鎖された渋谷で~ - Spike-Chunsoft CO, LTD.

FIFA 14 by EA SPORTS - Electronic Arts


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2014年1月12日日曜日

よりシンプルな事ほど奥が深い


Simple in B&W / Nanagyei


僕がヨーロッパにある王立芸術大学でイラストを専攻していた時、担任の教授に一番良いイラストとはどういったものなのか、という質問をしてみました。教授曰く、一番良いものは「シンプル」なものだと言っていました。その後、教授の言う「シンプル」なものはどういったものなのかというのが自分にとっても興味深い議題となり、今ようやくそれが分かり始めてきたような気がします。

では、どういったものがマスターピースなのか。それは、「シンプル」なものの中でも、特に「年月を積み重ねてき者だけが成せる業」、という結論に至りました。では、なぜこう思ったのかというのを説明しますと、それは自分自身も10年以上の年月を積み重ねて、さらに継続して同じ事を続けてきた過程で、自分の作品が表現してくれているからです。現在の自分の作品と10年前の作品の違いは、「短時間で完成する」、「誰もが真似をできないより質の高いオリジナリティ」です。これを言い回ししますと、どの分野でも通用する事に気づきますよね。

例えば、上司からあるプロジェクトに関する企画案を仕上げてきてくれと頼まれたとします。ある新入社員の方は、寝る間も惜しまずに一生懸命仕事をした、という事を上司に認めてもらいたいために、分厚い企画案を仕上げてきたとします。見た目は、頑張っているなという事が伝わってくるので、とても素晴らしい意気込みだと思います。

それでは、一方で、上司自身も内緒で、企画案を仕上げてきたとします。この上司は経験も豊富なため、短時間で企画を考え、夕方7時には実家に帰宅、家族で食事をとった後、充分な睡眠をとって次の日、通常通り出勤してきました。プレゼンでは、結局は上司自身で考えた案が多数決で採用される事になりました。企画案はとてもシンプルにまとめてあり、新入社員の分厚い書類に比べると薄い書類でした。この新入社員は、皆が上司を怖がって票を入れたんじゃないかと疑い始め、上司の案に目を通しました。しかし、結局、自分でも上司の案に納得してしまいました。

この二人の社員の差は、簡単には埋まりません。年月のみが埋める事ができます。そして、この新入社員も10年以上、同じ事を続け通した後に、この上司と同じように短時間で採用される企画案を仕上げられるようになります。経験があるとそれが自信になります。この自信がないと、分厚い書類を作成する事がゴールになってしまうという、無駄な苦労をし続ける事になります。イラストでも同じ事が言えます。自信のないイラストレーターは、線の数が無駄に多いです。自信のあるイラストレーターは、数本のラインで伝えたい事を表現する事ができます。しかし、この自信のあるイラストレーターも昔は、写真のような現実的な絵を描くために大量の線を使用して練習してきています。長年の訓練の後には、短時間で少量のラインで表現ができるようになるのです。

もうお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、これがシンプルなものほど奥が深いという事です。同時に、同じ事を長年続け通すということも大切です。それには、まず、自分の本当にやりたい事を見つける必要があります。そうでなければ、長続きはしません。その好きな事が長続きすれば、将来何が起こるかはもう明快ですよね。


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自己啓発に関する電子書籍 >

ゼロ - 堀江貴文

「夢をかなえるゾウ」の秘密 - フローレンス林 & ガネーシャの課題を実践してみる会

20歳のときに知っておきたかったこと - Tina Seelig & 高遠裕子



2013年12月19日木曜日

全ての事に意義がある


The journey is what brings us happiness... not the destination / AlicePopkorn


「あーあ、明日から違う部署に飛ばされるなぁ。」、「自分はこんな事をここでしていて良いのだろうか?」とか、「こんな仕事やりたくない。」と思う人は結構いらっしゃると思います。勿論、夢を追い続け、自分のやりたい事をしながら生活をしていきたいという願いはいつまでも持ち続けるべきだと思います。しかし、世の中はいつも思うようにいくとは限りません。もし、そのような事態に自分を置くことになったら、「全ての事に意義がある」と考えると、より良い方向に向かって行くと思います。

僕はまだまだ若いですが、今迄に異なる職を経験させて頂きました。引っ越しのバイト、ゴルフ場のキャディ、喫茶店、チキン屋、バーテン、大型電気屋の販売スタッフ、施行屋、営業、ヨーロッパのミュージアムで小さなお子様に工作を教えるワークショップのスタッフ、美術館の見張り役、大学の講師、グラフィックデザイナー、イラストレーター等です。どれも異なるように見えますが、時々どこかで繋がることがあります。あっ、あの時の技術がここでも使える、というように。また日常生活の中でも、あの時に覚えた料理法が今使える等と、その時は予想もしていなかった事が後々になって役に立つ時がきます。きっとそういう経験を既にしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、今している仕事が自分の夢とは関係なかったが、ひょんなきっかけで、自分の入りたい会社に入る事ができた、ということも起こりうると思います。人生は何が起こるか分からないと思います。

サッカーに例えても、同じ事が言えるように思います。本当はトップ下をやりたいが、サイドのMFとして使われる。本職はボランチなのに、サイドバックで使われる。こういった選手達を良く見かけるのではないでしょうか?もしそうなった時に、どういう行動をとるかという事が、トッププレーヤーとの差だと思います。自分のためにサッカーをする事は、一番になくてはならないと思います。そしてその次に、お金を払って試合を見に来てくれるサポーターの方々を考えるのが普通だと思います。自分たちのチームのスタイルを貫き通し、サポーターが一番楽しめる勝ち方で勝つ。これこそがサッカー選手のお仕事だと僕は思います。自分のやりたくないポジションをやらされたから、お粗末な態度で試合を去る。これは、自分のやりたくない仕事を与えられたから、お粗末な態度で会社を去る、ということにとても近いと思います。そして、一番大事な目標が見失われた瞬間だと思います。

もし、今の状況がコンプレックスの方は、「全ての事に意義がある」という思考法を身につけていくと強くなれますし、将来、成功しやすいのではないかと思います。一番分かりやすいのが、自分自身が社長になったと想像してみて、どういった社員を雇いたいかと考える事だと思います。今の仕事に不満ばかり言っていて仕事に集中出来ていない社員、それとも、「無」を保ちながら目の前の仕事に黙々と取り組み、かつ出来るだけ楽しんでやろうとしている社員。貴方なら、どちらの社員にお給料を気持ちよく支払えますか?そして、どちらの社員に、その社員が本当にしたい事が成し遂げられるように手助けをしたいと思いますか?社長クラスの人ならば、人脈も多くあるように思えます。ひょっとしたら、これは仕事を差別せずにやり遂げた人々に対するご褒美なのかもしれませんね。



2013年12月14日土曜日

リラックスから始めよう


Relax / Koijots


仕事がない、又は仕事にストレスを抱えている、そういう方は少なくないと思います。そして、その渦のようなものに巻き込まれている最中は、本当に自分と向かい合いリラックスする時間はほとんどない、というのが多くの方の意見ではないでしょうか。

人間は昔、狩や漁をしながら家族を支えていたと、歴史の時間で習った事があります。その時に、今日はあまり収穫がなかった、明日はどうして生きていこうとか、考えた人々もいたと思います。当時は会社という単語さえまだ知られていなかった時代だと思いますので、皆さん自営業のような形で日々獲物を得る事に努力していたと思います。そして、現代の個々の会社内での、高度化そして複雑化した人間関係やノルマから発生するストレスというものはなかったはずですので、より純粋に生きて行くことができたように思えます。

ただ、時代の波とともに、我々の社会というものが形成されてきた事は、これからも避けようがない事実だと思います。それでも、その波をリラックスしたサーファーのように、危険を承知で注意を払いながら楽しむ、ということが出来たら良いなと思います。それには、まず自分自身がリラックスすることが重要です。

「急がば回れ」という諺があります。例えば、サッカーの残りわずかな時間で、相手に追いつくために急いで行動を起こし失敗し続け、結局は自分たちのスタイルを貫き通す事ができず負けてしまう、というとても悔いが残るケースを指していうのだと思います。

お仕事を見つける時も同じだと思います。急いで生活費やお小遣いを必要としすぎるあまり、会社についてよく調べる事なく入社し、そこでひどい扱いを受け、それが大きなストレスにまで発展して、最終的には体調を崩してしまった、という方もいらっしゃると思います。また、会社で既にお働きになっており、期日間近が迫るあまり、その仕事を急いで片付けようとしたために失敗したという方も沢山いらっしゃると思います。また、期日迄に間に合わせたとしても、自分の本当に正しいと思うやり方ではなかったために、後悔しその仕事にやりがいが見い出せなくなってしまったという方もいらっしゃるでしょう。

これらのネガティブな感情は決して健康にはよくありませんし、ご自分の本当にやりたい事が見えなくなっていくと思いますので、まずはリラックスすることから始めてみましょう。個人差もありますので、一番自分に合った、無理のない方法でリラックスされることをおすすめ致します。