2014年1月26日日曜日

真面目は常に守られている



support / gru4el


毎日、何事でも真面目に取り組む姿勢を持っている人は、どんな時でも守られているというのが僕の信念です。例え貧しい生活をしていても、生活をしていけるだけの保護が与えられており、それがいつかその人の夢を叶える糧になるはずです。

僕はフランスにて妻と二人暮らしです。妻は職を探し中、僕はフリーで活動するデザイナーです。この状態ですと、通常、住まいを借りる際に必要な保証書等が作成出来ません。この国では、フルタイムの雇用契約がないと、不動産屋にて受け入れてもらえないというのが普通です。そして、家賃は月々の給料の3分の1というのが目安です。この国の平均の月々の給料が約1100ユーロぐらいだと思います。ということは、月々の家賃は、約366ユーロ以下でなければなりません。率直に申し上げますと、このような賃貸はほとんどありません。政府がサポートする低所得層が住む賃貸というのもありますが、治安は日本では考えられない程良くなく、僕の妻をそのような環境に巻き込みたくないというのが正直な意見です。

このような理由から、僕の家族は、短期貸しの賃貸を移り住むということを繰り返しております。短期貸しなら、保証人等の書類等を要請されず、お金さへ払えば貸してもらえるからです。しかも、光熱費、インターネット料金等が全て込みなので、決められた生活費の中でやっていくことができます。しかし、2から3ヶ月ごとに引っ越しというのは、精神的、体力的にも疲れます。やはり、じっくりと腰を据えて生活をしたいものです。特に、デザイナーとしては同じ机に向かって継続して仕事を続けたいというのが本音です。そこにある種のいい意味での机上の癖というものが出てきて、ぶれない作品作りができるようになるからです。

このような困難な状態の中で生活をしておりますが、唯一突き通しているポリシーというのがございます。それは、何事でも真面目にやり通すということです。人助け、仕事、生活の管理、人との接し方等、常に真面目に心掛けます。そうしていますと、ふとした入金があったり、政府からの援助金が振り込まれたり、予期せぬ家賃の値引き等が引き起こりました。この現象は、僕たち家族に3年以上にわたり起こっています。なかなか住む場所が見つからない時は、前の短期貸しの大家さんが、知り合いの長期貸しの大家さんを紹介してくれたりもしました。決して贅沢はできませんが、最低限の生活が与えられ、今でも自分の夢を追いかけながら好きな事で仕事ができています。

ただ、これには運というより、因果関係があります。それは真面目に生活保護を得ようとする我々の姿勢から来ていると思います。真面目は常に守られるということは、こういうことです。真面目に、明確な目標を持ち、それにアプローチすることが重要です。そして、この姿勢は、いつか自身の夢を叶える時にも通用しますよね。人は常に人を見ています。真面目に頑張っている人は、常に注目の的だということを忘れないでおくと良いと思います。


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