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2014年9月9日火曜日

アギーレジャパン2戦目は若手の活躍も采配に課題

アギーレジャパンの2戦目ベネズエラ戦は、2-2の引き分けに終わった。その2得点はどちらも22歳の若手らによるものだ。武藤と柴崎の両者は、メディアを通してその名を知られる事となったであろう。本田や岡崎という常連組らが得点をあげることができていなかった中だけに、今日結果を出した若手選手らにとって今後の定位置争いは有利になっていく事が推測される。一方で、今回招集された全てのメンバーを起用すると名言していたとされるアギーレ監督の姿勢には少しブレる所も見られ始めたのは否めない。まず、GKの位置には川島ではなく別のGKらのどちらかに機会を与えなければならなかったであろう。なぜなら、今回はテストマッチとして位置付けされていたはずだったからだ。結果よりも確実な選手の選定が最優先されるべきであった。別のポジションにも同様に言える。アンカーには森重ではなく扇原らの起用が、テストマッチとしてより意味をもたらしていたはずだ。森重は足下も安定しているが、現状では不安定なCBでの仕事が最優先されるべきだった。Creative Footballとしては、今後を見据えた選手の選考と、今回のテストマッチから学んだ4-3-3における選手の配置を作成させて頂いた。個人的には3-4-3又は3-5-2という3バックのシステムが規律を守る日本人の性格に最も合うと信じているが、これらは今後徐々に作成していきたい。

football formations

今回は、スタメンの選手の他に控えの選手も括弧内に配置させて頂いた。まずはFWの選手からだが、左から武藤、大迫そして岡崎と配置させて頂いた。本日の活躍ぶりと前回の俊敏な動きからもこの左のウイングの位置には武藤が起用されることが望ましいであろう。控えとして香川を配置しているが、前回のW杯で残念ながら結果を残せなかった同選手に更なるスタメンとしての機会を与えるより、4年後に向けて才能ある若手の起用を優先してやることが今後世界と渡り合う上でより可能性をもたらしてくれるであろう。ただ、トップ下を配置するシステムが採用される場合は、ドルトムントでの今後の活躍にもよるが、香川をその位置で起用する事は興味深い。さてセンターFWの大迫だが、前回のザッケローニ監督にも見られた兆候だが、フルタイムで起用するという重要性が忘れられがちである。同選手はフルで起用する中でビルトアップし得点を重ねて行くタイプと考案される。控えにはハーフナーを配置したが、これは世界と戦う中で必要なフィジカルを補うという戦略もある。同選手の足下には未だに不安定さを残しているが、高さを活かしたフィジカルは相手にとって嫌な存在となることができる。右のFWは、本田ではなく岡崎が適任であろう。やはりこの位置はウイングであるからスピードや俊敏な切り返しがないと難しいであろう。それに裏をつく動きは岡崎の方がより高い能力を保持している。右サイドに入った際の岡崎の得点能力はこれまでにも実証されてきたはずだ。控えには原口もしくは宮市というオプションがあるが、現状のクラブチームでのプレーを見る限りでは原口がより適任であろう。ただ将来的に見て、宮市のスピードが必要とされる日が来ることを期待したい。

MFの位置には左のインサイドハーフに本田、右には柴崎を配置させて頂いた。現日本代表、ACミランと本田の位置が右サイドになっているが、果たしてこの位置が適任かどうかは疑問である。理由はウイングに必要なスピードである。本田の武器は強靭なフィジカルでボールをキープ出来る事、そして貪欲な得点に対する姿勢である。これらを考慮するとよりオフェンシブのポジションならどこでも出来るというのが逆説である。左利きを活かして左のインサイドハーフに配置するのは論理的でもある。控えにはもう一人の左利きで、足下が安定し得点能力もある田中の選出が興味深い。同選手はFWとしても起用が出来るので、ユーティリティープレーヤーとしての利点がある。右のインサイドハーフには、今後とも柴崎が顔を出してくる事が期待される。本日の前半戦はギアが入っていない状態が続いたが、後半戦は徐々に良い動きになっていった。次戦でどういった連携が築けるかが課題となるが、今日の結果を見る限り、少なくともアギーレ監督の信頼を勝ち取ったと推測するのが自然だ。控えには前回のW杯で将来的な可能性を示した山口を配置させて頂いた。同選手がこの定位置を掴むかは、今後の海外での経験が鍵となってくるであろう。アンカーには細貝が現状では有力なオプションであるが、控えとして扇原というオプションも忘れてはならないであろう。この定位置争いは今後とても楽しみである。

DFには左から長友、吉田、森重、そして内田を配置させて頂いた。左の長友は不動の位置を築きつつある。そしてCreative Footballとして何度も提案しているが、同選手が最もキャプテンに適任であると信じる。ファンに対するサービス精神、チーム内を盛り上げようとする姿勢、常に強靭なフィジカルとメンタル面を示し、セリアAの名門でレギュラーを張りながら時にはキャプテンを務めるのは同選手以外はこのチームにいない。アギーレ監督は本田のキャリアにも注目しキャプテンを指名したとされるが、長友の方がセリエAでは先輩である。ファンに人気投票をしてみても興味深い。控えには槙野を配置させて頂いたが、同選手はCBや3バックの左等といった幅広いポジションにも適用ができる上に、ムードメーカーとしてベンチ内にいてもチームの雰囲気をポジティブに保つ事ができるであろう。次にCBであるが、現状では吉田と森重の2人が同代表内では最も現実的な組み合わせであろう。将来的には、植田や岩波といった若手の選手らの成長が重要となってくる。右サイドにはブラジルW杯で最も良いパフォーマンスをしていたとされる内田の起用が現実的だ。ブラジル代表のエースであるネイマールも認めていたように、内田はスピードがあり少し厄介な選手であるようだ。本日出場の酒井に不安視されたクロスの精度という点も、内田が持つ精度なら修復も可能であろう。控えには得点能力がある塩谷を配置させて頂いたが、同選手も広範囲なポジションをこなせるため現代表には必要な人材である。

GKのスタメンは足下がより安定している西川が今後の可能性を秘めている。本日川島が失った2失点から考察するに、次戦で強豪国を相手にした場合は、より厳しい結果となるであろう。今後、ブラジルW杯に続き今回のテストマッチで結果を出せなかった選手らにに機会を与え続ける事は、現状で控えに回っている選手らの士気を下げることに繋がるかもしれない。その兆候に気づかず現状維持をし続けるのであれば、4年後のW杯もブラジルW杯と似たような結果になると考えるのが論理的であろう。もし世界と本気で戦いたいのであれば、まず協会内に変革をもたらし、今後の監督の続行と選手の選定により厳しい統制を図るべきであろう。強豪国を例として挙げれば、妥協をせずに結果の出せない監督は即交代というのはよくある話である。そして名将として知られるマンUのファーガソン前監督のようなより正確な采配と厳しい統制ができる監督像も、今後の日本代表には必要となってくるであろう。

記事:Creative Football



2014年9月5日金曜日

黒星発進のアギーレジャパン、次戦への展望

新生アギーレジャパンの初戦の相手はウルグアイ。結果は黒星発進となったが、今後の展望というものがより重要であろう。前半戦は興味深かったが、後半戦に突入後の選手交代のタイミングや選手の選定に少し疑問を残す方々も少なくないと察する。無論、個のレベルの差を縮めるという課題も未だに残っている。ただ、まだテストマッチの段階では精神的にそこまで影響される必要も無いであろう。今回Creative Footballでは、次戦への展望も含め修正案としてのフォーメーションを作成させて頂いた。

football formations

まずFWだが、今回良い動きを見せていた岡崎と武藤という両サイドをワイドに開くウイングを配置させて頂いた。岡崎は前W杯と比較し突破やターンの精度が向上しており、次戦でもさらなる成長というものが見てみたい。初選出となった武藤だが、惜しい強力なミドルを放った事や投入後より俊敏な動きでピッチを走り回る姿は次戦のスタメン候補に十分に値する。センターFWは、コンディションにもよるが大迫というのが現状では最も有力なオプションだ。

次にMFだが、アンカーにはDFの選手ではなくブンデスリーガでもアンカーを本職とする細貝を配置するのが重要であろう。アギーレ監督による森重の配置は興味深かったが、次戦ではより攻撃的な代表が見てみたい。インサイドハーフには、確かな足下とインパクトのあるプレーを見せた田中を左に、右にはボールをさばける柴崎というオプションが興味深い。ウルグアイ戦は少し単調すぎる試合の組み立てだったが、次戦では柴崎や森岡という選手らをスタメン時から起用する事で相手により脅威を与える事ができると信じる。

DFには、左より長友、坂井、森重、そして松原を配置させて頂いた。左サイドの長友は、現状でも欠かせない存在となるプレーヤーであろう。そして、キャプテンに最もふさわしい人材であると信じる。少し「サプライズ」と思われるかもしれないが、左CBには未だに若手である坂井の起用が興味深い。理由は、初めは誰でもミスをするからである。今回の2失点に絡んでいたかもしれないが、もしここで外したら若手選手の成長が今後に繋がらないからである。左利きの潜在能力のある同DFらを、今後も失敗を恐れずにこの位置で試して頂きたい。そして、アギーレ監督の信じるこのポジションでの左CBの利点というものを是非実践で見てみたい。右サイドには松原を配置したが、これは前W杯からのマンネリ化を防ぎ、今後もよりフレキシブルに多くの選手らにこの位置でのチャンスを与える為である。現在はテスト段階であるため、より重要なのは冷静な選手の選定である。

GKの位置には西川を配置した。これも他のポジションと同様、柔軟に多くの選手に代表への入り口を開けてやる事が重要であるからだ。アギーレ監督が求めていると言われるドイツ代表の正GKノイアーのような視野の広い人材こそが、まさに現状の代表に必要であろう。今後も若手の選手らがレベルの高い目標を定め、どんどん海外での経験を積んで行く事が理想的である。

記事:Creative Football



2014年9月3日水曜日

どう戦うアギーレジャパン、フォーメーション②

新生アギーレジャパンの23名の選手が札幌の地に集結した。公開練習の布陣を参考に、Creative Footballが理想と信じる第2段目のフォーメーションを作成させて頂いた。

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まずFWの3名だが左から、武藤、大迫、そして本田という順に配置させて頂いた。今回初選出となった慶応大所属の武藤だが、決定力と鋭い交わしを持ち合わせた将来性のある選手というのが第一印象だ。柿谷という別案もあるが、ドリブルとフェイントという点では武藤のプレーを先発としてまず見てみたい。CFの大迫だが、現状のメンバーでは大迫以外の決め手になる選手が見当たらないというのが本音である。ただ、ブンデスリーガで得点を重ね始めた同選手に課せられた期待というのは高いであろう。右サイドの本田は、現状のミランでの好発信を拝見する限り、このポジションに自信というものが備わり始めている筈であろう。走力という面では宮市といった選手らが理想的であるが、まずは初戦のウルグアイ戦、それに次ぐベネズエラ戦を見てから判断しても遅くはないであろう。

MFは前回のフォーメーションよりも少し守備的に、3人のボランチの選手らを並べさせて頂いた。左から扇原、細貝、そして柴崎。特に扇原にはMFとしての高い潜在能力が備わっているが、ロンドンオリンピックでのバックパスというイージーミスからの失点という失敗を考慮し、アンカーの位置より左サイドの位置でより攻撃的に起用するというのが理想であると信じる。同選手には正確なロングパスやミドルという武器も備えられている為、前ブラジルW杯での青山のロングパス、山口のミドルという両方の特性を兼ねる事も可能であろう。アンカーの位置の細貝であるが、CFの大迫と同様、現状のメンバーでは替えの効かない存在であると考察する。右の柴崎は鹿島でのボランチとしての経験値、そして正確なボールのさばきという武器を持ち合わせており、今後ともMFの定位置争いに加わっていく存在であろう。

DFにおいては、左から長友、坂井、水本そして松原を配置させて頂いた。まず長友であるが、大迫や細貝と同様、現状の左サイドバックでは替えが効かない存在であろう。酒井高徳というオプションもあるが、未だ長友が持つ強さと安定感には少し距離があるように考察される。CBの左に位置する坂井であるが、アギーレ監督が信じる左利きのCBが持つ利点というものを実践で是非見てみたい。もし左利きの選手がこの位置で結果を出すようなことがあれば、今後の左利きのCBのリストアップは優先項目に入る事となるであろう。右のCBは水本を配置させて頂いたが、これは前回で結果を残せなかったCB以外のプレーが見てみたいという多くのファンの方々と似たような意見を前提としている。逆に言えば、現状でこの位置の選手の特定が難しいと言っても過言ではない。右サイドバックは、現状のメンバーの一人であり初選出の松原のプレーが興味深い。現段階の日本代表に必要な事は、出来るだけ多くの選手に機会を与え確実な人選を遂行する事であろう。

GKも未だに選手の特定が難しいポジションである為、現状では柔軟に選手の起用を試みるべきであろう。そういった意味合いで、今回は西川を起用させて頂いた。無論、林というオプションも興味深い。今後は幅広い世代のGKに鋭い観察力を注ぎ込み、代表を通しての育成という方法をとりながら正GKの選定をしていくことが望ましいであろう。

アギーレジャパンの初戦はウルグアイと今月5日、ベネズエラと9日に控えている。いかなる結果になろうとも、今回の2試合はW杯本番ではない為、今後に向けて平常心を保つ事が重要である。これまでに検証されたように、本番になってから本気を出してくるチームは少なくないであろう。

記事:Creative Football



2014年7月26日土曜日

アギーレジャパンに望むメリハリのある適切な改革

アギーレジャパンが決定的となったサッカー日本代表だが、ネット上では招集メンバーの予想等で賑わい始めている。Creative Footballでは個人的に、予想メンバーというより、日本代表に適性があると信じるフォーメーションと選手の配置を作成させて頂いた。

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フォーメションだが、3-4-3を起用させて頂いた。理由は、2つある。1つ目は、日本に歴代して豊富なタレントが集まるサイドバックの選手らを出来るだけ攻撃的に起用する事。2つ目は、個よりシステムで守備をするという事である。

まずFWには、左から、南野、宇佐見、そして宮市を配置させて頂いた。若手を中心に起用したとも見られる一方で、ブラジルW杯での結果を二度と繰り返さない様、メリハリの付けたメンバー選考を試みた。無論、これらの選手らは現在結果を出している者もあれば、宮市のように世界の有数クラブのトップチームに所属しているが出場機会になかなか恵まれない者もいる。ただ同選手には、メンタリティ、フィジカルにおける世界に通用する潜在能力が非常に高いということで今回の選考に至った。

MFには、左から長友、柴崎、山口、そして塩谷を配置させて頂いた。長友にはキャプテンがふさわしいと信じ、名前の横に(C)のマークを付けさせて頂いた。中盤の中心には、ボールがさばける柴崎とダイナミックな動きができる山口でバランスを取るようにした。右サイドには、得点能力もある変則的なサイドアタッカーとして、守備もできる塩谷でメリハリを付けた。特に両サイドには攻守における運動量が求められるため、スタミナがある選手らの起用が望ましい。

DFにも以前のメンバーとメリハリを付け、若手の植田、西野、岩波を配置させて頂いた。これらの選手らは若手とは言え、既にJ1でのスタメンにも名を連ねている。身長面等のフィジカルにも恵まれている。植田を筆頭にメンタリティの強さにも期待が寄せられる。ロングフィードの成功率も上がってきており、ビルトアップにも高い潜在能力がある。4年後を見据え、長期的に連携面を高めて行くことも可能である。ブラジルW杯でのコスタリカのように、オフサイドトラップが多く取れるチームに育て上げる事が望ましい。

GKだが、特に優れた選手が育ってきていないのが少し不安材料である。現状では、安定性のある東口を配置させて頂いたが、このポジションはこれからも流動的になる可能性が高い。

前ザックジャパンとはメリハリのある選手の起用を試みたが、このくらいのことは当然にあってもおかしくはないであろう。それは2億円以上の年収を頂く者として、日本国民が納得のいく「改革」を実行し、代表監督として納得させなければならないからである。ファンがあってのプロのフットボールには、最低限の誠意であると強く信じている。巷ではアギーレジャパンの構想として、本田をワントップ、香川をトップ下というような噂も行き交っているが、少しポジションを替えたぐらいで簡単にドイツのような強豪国と互角に戦えるのであろうか。答えは多くの方々が既に知っている筈であろう。もしブラジルでの結果を繰り返したくなければ、監督やスタッフ陣のみだけでなく、選手並びに協会の人事も大幅に改革しなければ異なる結果を産み出す確率はより低くなるのかもしれない。


2014年6月24日火曜日

日本代表のコントラストをつけたスターティングメンバー案

ブラジル、クイアバの地にて、間もなく、日本対コロンビアの試合が行われようとしている。周知の通り、この試合が持つ意味は大きいだろう。それ以外にも、複雑化した、裏カードであるギリシャ対コートジボワールの結果という、日本が予選を突破するか否かを定める重要な要素が存在している。大勢のファンが見守る中、我々が唯一、ザックジャパンに求めるのは、4年間で培ってきた努力が無駄にならぬよう、悔いのない戦いをして頂きたい、といことではないであろうか。

それでは、悔いのない戦い方、とは何か。それを一番詳しく示すことの出来る戦い方は、このW杯が開催される直前にとっていた戦い方ではないであろうか。その地点では、確実に試合の方向性が決まっていなければならないからであろう。その時のシステムは4-2-3-1であり、選手の配置もほぼ決まりつつあった。しかし、W杯開催後、ザックジャパンにおける采配において、少し迷いのようなものが見え始めていると感じているファンの声が増えつつある。一方で、内部事情は外部者には無知であるから、これも一概には言えないというのも事実であろう。

コロンビア戦開始まで時間も迫りつつあるが、ザッケローニ監督の頭の中には既に構想が出来上がっていると想像される。もし、ファンとして1つだけ提案させて頂けるならば、今まで築き上げてきた戦術を崩さずに、前試合のスタメンに対し少しコントラストつける、ということである。それは、道理にも合った配置と言っても良い。Creative Footballでは、これを考慮に、コロンビア戦に向けたフォーメーションを作成させて頂いた。

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まず、最低条件として、ザックジャパンが、4年間で築き上げてきた4-2-3-1のシステムを採用させて頂いた。そして、ワントップには本田を配置させて頂いた。最初にこのポジションに本田を配置することが、コントラストをつける、という意味合いに合致する。これまでザックジャパンが築き上げてきた、パスサッカーの得点の原動力となってきたのが同選手であろう。大迫、柿谷、そして、大久保という才能あるストライカーも存在しているが、スペイン代表やバルセロナに近いパスサッカーを理解しているストライカーは、現代表において、本田が最高峰であると信じる。そして、2列目にも、前回のスタメンとはコントラストをつけ、左から、斉藤、香川、そして岡崎を配置させて頂いた。特に、左サイドの斉藤には、現代表のパスサッカーに対する柔軟性があると信じている。そこを踏まえ、同選手のドリブル突破からフィニッシュにまで持って行ける、現代表に欠けている、そして今大会で最も重要な役割の一角を期待したい。ブラジルにはネイマール、オランダにはロッベン、アルゼンチンにはメッシといった、ドリブル能力の高い選手を有するチームが、予選突破を既に決めていることは事実であろう。

トップ下には香川を配置させて頂いた。これは、ドルトムント時代に、同選手が一番結果を出しているポジションであろう。一方で、マンUや現代表において、同ポジションでなかなか結果を出し切れていないが、それでも、サイドよりセンターに切り込んでくる性質の選手を左サイドに配置し続けても、最大限の力は発揮出来ないと信じる。逆サイドの右には、岡崎を配置させて頂いた。まだ、今大会における得点はあげてはいないが、これまでも日本代表を救ってきたストライカーにスタメンを託すというのも、理にかなっているはずであろう。もし、後半戦に入っても無得点の場合は、右サイドの岡崎を清武に交代することを強く提案したい。これまでにも、途中から右サイドに入った清武が、日本代表を救ってきたことは記憶に強く焼き付いているはずであろう。この無得点の場合を想定して、ワントップに大久保を入れ、本田をトップ下に下げ、香川を左サイドに置き、右サイドに清武という布陣も、とても興味深いであろう。特に、香川と同様、大久保に関しても、サイドではなく、センターのポジションにより適性があると信じている。

ボランチにおいては、このブログで何度も提案してきた、青山と山口の組み合わせが、現代表では一番結果が出ると信じている。特に、結果を出してきている、青山のロングパスに託されるファンの期待は、多大なるものがあるはずであろう。ザックジャパンは、この2人の組み合わせで予選当初からくると、個人的に予想していた。しかし、期待の寄せられる青山の姿は、W杯の試合におけるピッチ上では、まだ一度も確認されていない。前回のスタメンとコントラストをつけるという意味でも、青山の起用は強く提案したい。

最終ラインであるが、左から長友、今野、森重、そして、右に酒井宏樹を配置させて頂いた。長友の左サイドからの攻撃は、ザックジャパンの強みの1つであろう。そして、このチームの最終ラインを支えてきたのが今野と吉田だと信じる。しかし、吉田に関しては、長谷部や内田と同様、怪我からの復帰にもう少し時間を割いても良いと信じる。ここは、コンディションの良さを考え、森重のパフォーマンスに期待したい。そして、前回の試合からコントラストを少しつけ、右には酒井の起用がとても興味深く見える。まだこれまでに見せていない、右サイドからの高速なアーリークロスは、コロンビアの想定外ではないであろうか。右サイドは、内田でくると予想しているはずであるから、酒井がこの場面で活きてくるのではないであろうか。後半に入っても無得点の場合は、内田との交代も充分に考えられる。ゴールを守るのは、これまで通り、川島が適任であろう。西川という冷静なGKのオプションもあるが、海外経験のある川島のメンタリティに託しても良いと考察する。

明日になれば、どのチームが予選C組を突破するのかが明確になるであろう。日本の位置は、決して楽観的になれるものではないが、それ以上に、何も考える必要もないであろう。このブログにおいて、当初から何度も述べ続けてきているが、心を無にし、今は目の前にあることに集中して取り組む、ということが最重要である。己を信じ、己の戦いを制すことが、この大会を制すことに繋がると強く信じている。次戦において、ザックジャパンの勇姿が見られることを、強く念じている。



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2014年6月22日日曜日

ザックジャパンにおける采配の改善案、パワープレーより3-4-3

次戦にコロンビア戦を控えた日本代表のザッケローニ監督がいかなる采配をとるのか、というのがメディアの話題を集めつつある。次戦でもパワープレーを試みる可能性がある、という記事も見かける。もし、これが事実なのであれば、ファンが一丸となって改善案を提案しても興味深いであろう。Creative Footballでは、もしパワープレーという不慣れなスタイルに踏み入るのであれば、むしろ、ザッケローニ監督が得意とする3-4-3のシステムを支持したい。無論これは、どちらにしろ博打のようなものを打たなければならない、という最悪の状況を想定した場合の話だが。

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まず、トップの3枚はゼロトップという形になる。左から、斉藤、香川、そして本田を配置させて頂いた。これは、斉藤にはドリブルでの突破、香川にはセンターポジションでの適性、そして本田にはサイドにも開くことができる柔軟性を期待してのことである。これまでに、3-4-3を試してきたが、まだこの3選手でこの配置は試したことはなく、成功の可能性はあるだろう。

中盤は、左から、長友、青山、山口、そして酒井宏樹を配置させて頂いた。以前にもこのブログで述べたが、これまでの経験上、長友の守備における負担が少なくなればなるほど、より相手に脅威の与えられるダイナミックな攻撃ができていると拝見する。そして右の酒井も、この位置からの攻撃には、アーリークロスを上げるまでの走行距離が縮まる等、よりアドバンテージがあるはずだ。そして何より、青山と山口の組み合わせで、公式戦において3-4-3を試したという記憶は、そこまで強いものではないはずだ。よって、ここにも成功の可能性がある、と言っても過言ではないであろう。

最終ラインは、左より、今野、吉田、そして森重が現状では適任であろう。このメンバーでどれほどオフサイドトラップがとれるかは未知数であるが、ここは短い時間で統率するしか他ないであろう。そして、結果を残し、運良くベスト16進出へとなった暁には、徐々にこの3人の意思疎通もより高まると信じる。試合を積み重ねるたびに成長し、ワールドカップで優勝を果たしたチームも存在している。もし、「パワープレー」という、このチームに合っていない手法をとるなら、より可能性のある手法をとってもらいたい、と多くの日本代表ファンがそう願っているはずであろう。

監督という立場は、選手や試合の方向性を相当左右する。「SAMURAI BLUE」と世界から呼ばれている日本代表にふさわしく、心を決めたらとことん最後までやり通す、というのがこれまで同代表を信じ支持してきたファンに対する筋であろう。次戦では、心を無にし、ぶれる事なく、その勇姿を我々ファンの前に披露して頂けることを、強く念じている。

執筆:Dragonshoot

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2014年6月20日金曜日

ギリシャ戦から考察する、今の日本代表に必要なスターティングメンバー

2014年W杯における、日本対ギリシャの戦いは、0-0の引き分けに終わった。10人のギリシャを相手に圧倒的なボール支配率を保持したが、残念ながらゴールには結びつくことができなかった。特に、この試合を見た多くの日本代表のファンは、選手らと同様、悔しい思いに取りつかれたに違いないであろう。何が正しかったのか、ということは、フットボールの試合においては一概には言えない。ただ、1つ確実に言えるのは、我々が見た日本代表は、我々の知る、オランダ代表に引き分け、ベルギー代表に勝利した、あの時のチームとは異なっていた。

もう残りあと1戦、例え日本代表が勝利しても、コートジボワールが次戦で勝利すれば、日本代表は次のステージに進むことなく、4年に1度のワールドカップを後にすることになる。では、今の代表に何ができるか。現状を見つめ、次の対戦相手である強豪コロンビアの特徴を掴みつつ、自分たちのプレーをするしか他ないであろう。現状を見つめるとは何か。それは、コロンビア戦のための戦術に見合った最適な選手の起用ではないであろうか。このブログでは何度も執筆してきていることだが、同じ選手に何度もチャンスを与えすぎるのも、ベンチを暖めている選手らのモチベーションを下げることになり、戦術面も無視することに繋がる。ここには、柔軟な采配が必要不可欠であろう。

Creative Footballでは、ギリシャ戦から考察した、今の日本代表に残された、最適と信じるフォーメーションの1つを作成させて頂いた。今の代表に欠けているのは、フィニッシュに直接繋がる、正確で危険なパスを前線に放り込める選手。そして、これまでに築いてきたスペイン代表のようなパスサッカーを貫き通すための人選。そして、どの選手が現地点で最高の能力を持っているのかという鋭い見極めであろう。

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まず、ワントップだが、FW登録の選手から選出すると、本田が最適であろう。本田は2列目の方が本職とされているが、現代表の中から最高のワントップを挙げれば本田にたどり着くはずだ。これは、日本代表のパスサッカーを貫き通すという意向も兼ねており、同選手にはこの戦術に関する高度な理解力が備わっている。一方で、大迫、大久保らといった点取り屋としての姿勢には、常に尊敬を示さなければならないであろう。

2列目だが、左から柿谷、香川、そして清武。全てセレッソ出身の選手らだが、偶然の一致となった。Creative Footballでは、柿谷にワントップとしてでなはく、2列目の左により適正が高いと信じている。理由には、同選手には、ネイマールやロナウドのように、自由気ままにサイドの位置から攻撃することが、一番能力を発揮できると信じるからである。特に、これらの左サイドの選手に共通しているのは、孤立してもチームに貢献できることである。その点を考慮に入れると、真ん中の位置で孤立するよりもリスクが低い。そして、そのトップ下に入るのは、ドルトムント時代に活躍した香川であろう。同選手は、サイドにいても、真ん中に入って行く特徴がある。それに比べ、本田は、真ん中からサイドに開く傾向がある。これらは、選手間のポジションチェンジだと考えていたが、現地点では、同選手らの自然な性質なのではないかと考察する。ギリシャ戦において、この真ん中の位置で良い動きを見せていた香川に、もう1度チャンスを与えても良いのではないであろうか。右サイドには、これまでにも、本田や香川の得点を演出してきた清武の丁寧で正確なアシストに期待したい。そして、同選手には、日本代表の特徴であるパスサッカーに対する、高度な理解力が備わっているため、スピーディーな攻撃パターンが期待出来る。

ボランチには、今の日本代表に最も必要な、正確で危険なフィニッシュに直接繋がるパスを前線に放り込める選手として、まず青山を第一に選出した。遠藤もこれまで同代表に貢献してきたが、今回の大会においては、まだ結果が出ていない。他の選手のモチベーションを保つためにも、ここは、まだ起用されていない青山の先発起用が望ましい。そして、米国で行われた、W杯直前のザンビア戦でも見せた、大久保への絶妙なアシストをもう一度思い出して頂きたい。それだけでなく、同代表が優勝した東アジア杯でも、柿谷のゴールを正確なロングパスで演出したという実績がある。果たして、同選手を信じる為のこれ以上の証拠が必要なのであろうか。ニュージーランド戦でも前半だけで4点をとった山口とのダブルボランチ。一番理解できないのは、これらの実績が何故、これまで無視されてきたのだろうか。世論でも、この2人のボランチに、現在、最も期待が注がれているのではないであろうか。プロのフットボーラーにとって、ファン(お客)を喜ばせることは、最重要視されるべき仕事のはずであろう。

DFラインであるが、左から長友、今野、森重、そして右サイドには、酒井宏樹が適任だと信じる。特に酒井に期待したいのは、速く正確なアーリークロスと、ベスト4のオリンピック代表でも見せた、清武との右サイドでのコンビネーションである。そして、同選手は、相手が嫌がる守備と高さも備えている。将来の日本代表を見据えると、この起用は理にかなっているのではないであろうか。センターの二人は、コロンビアの攻撃をより冷静に止められる2人を選ばせて頂いた。そして、森重の高さを活かした攻撃参加は、現代表には必要不可欠となっているはずであろう。GKには、ギリシャ戦で好セーブを連発した川島が、現地点では適任であろう。

ザッケローニ監督が采配をとる次戦のスタメンを予想すると、ワントップに柿谷、2列目に左から香川、本田、岡崎(清武)、ボランチに遠藤、山口、そして、DFに左から長友、今野、吉田、内田というメンバーが起用されるかもしれない。一方で、英のメディアが述べていた「つまらなかった」というような、ギリシャ戦後のコメントも忘れてはならない。イタリアという保守的なスタイルを持つ国で育った同監督の伝統的なスタイルは尊敬する。ただ、純粋な心と目で見た戦術に見合った最適で柔軟な選手の見極め、ということもバランスをとる上で重要であろう。近代テクノロジーが進む中、Twitterを試合中にチェックする関係者も少なくはない。バレーボールの監督らは、タブレットを導入し、データーを試合中でも管理しているようだ。時には距離を置いて試合を見ている外部者の世論というのも、試合中のヒントになるのかもしれない。Twitterをチェックしながら、試合の采配をとる、未来の監督像が見られるのも、そう遠い先のことではないのかもしれない。

執筆:Dragonshoot

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2014年6月19日木曜日

ギリシャ戦におけるスタメン予想と、戦術に見合った的確な選手の起用法

ブラジル、ナタールのスタジアムには、日本とギリシャの戦いを心待ちにしている多数のファン、及びメディアの注目が注がれつつある。黒星スタートの両チームに必要なのは勝利のみである。先日のスペインのような悔いのある戦い方をしないことが、我らの日本代表に求められる最低条件であろう。では、悔いのない戦い方とは何か。それは、相手チームの特徴に応じた戦略を立て、それに見合った的確な選手の起用なのではないであろうか。守り重視とカウンター狙いのギリシャに対抗するには、的確に攻め続け、守りもバランス良く保つことが望ましい。Creative Footballでは、負けられないこの一戦のために、悔いのない戦いができるようにと願いを込めた、フォーメーション案を作成させて頂いた。

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基本的な攻撃パターンとして挙げられるのが3つ程ある。1つ目は、ボランチの青山と大久保のホットライン。この両者の間に存在する正確な前線へのロングパスからワントラップ、そして直ぐさまシュートへ持ち込む。2つ目は、斉藤や本田のドリブルでの持ち込みから、直接シュートを狙うという戦術。3つ目は、岡崎の裏への抜け出しからのシュート。これらのシンプルに見える攻撃パターンを織り交ぜながら、点を取りにいく。ここでリスクが高いと思われるのが、通常の日本代表がやるスペイン代表やバルセロナのような、細かなパスワークから前線に持ち込むという戦術。スペイン代表も失敗したように、W杯という大舞台では、このような鮮やかなパスワークのみでなかなかシュートに持ち込めないというパターンは、相手DFに自信を与えてしまう。結局簡単にボールを奪われ、カウンターというのが落ちであろう。大久保も、前の練習試合でチームメートに訴えていたように、シンプルなフットボールを目指すべきであろう。パスカットされるのと、ドリブル突破を止められるのとでは、まだドリブル突破を止められた時の方が、フリーキックやPKを得られたりと、こちらによりベネフィットがある。ブラジル代表がチャンスを得る時のパターンとして、ネイマールからのドリブル突破がファールにより止められることが度々ある。

もし、これらのパターンにもう2つ付け加えるのであれば、1つ目として、山口のミドルシュートも充分に効果的であろう。ただ最低条件として、ゴールの枠内にいくシュートを強く心掛けなけらばならない。野球で言う、ホームランのようなミドルを放つ選手がこの大会においても度々見られるが、これは相手に脅威とはならず、これまでの攻撃の組み立てが水の泡として消えてしまうだろう。ミドルにおいては、慎重さが重要である。2つ目に追加として挙げられるのが、両サイドバックの攻撃参加と正確なクロスからのフィニッシュである。そのため、今回は、左の長友とは少し異なる、早めのアーリークロスを入れられる酒井を右に配置させて頂いた。正確なクロスというのがここでの最重要目標であるのは、ギリシャの高い守備力のためである。簡単にクリアされてしまうようなクロスでは、相手のカウンターアタックにも結びつきかねない。

守備に関しては、ギリシャのカウンターアタックを想定すると、今野の冷静な守備判断が必要となるであろう。そのため、コーナーにおける攻撃参加ができる森重を残すというのが理想的であろう。吉田は依然として、怪我から復帰したばかりであるため、必要に応じた後半戦からの起用が適しているのではないかと考察する。GKには、冷静さがある西川に今回は期待したい。これらのように、一人の選手のみにチャンスを与え続けるのではなく、各戦術に見合った的確な選手の起用法というのが、悔いのない戦い方の1つであろう。日本代表には是非、先日のスペイン代表の采配を反面教師にし、今回の試合を確実に勝ち、次戦のより厳しくなると想像されるコロンビア戦へとつなげて頂きたい。

執筆:Dragonshoot



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W杯敗退のスペインに存在する、依然としたタレント性

今回のW杯における早々としたスペイン代表の敗退には、多くのメディアが驚いている。一方で、少し気がかりなのが、同代表における監督の采配である。前回優勝チームを導いた功績はあるが、その功績を維持するのはそう容易ではなかったようである。同代表には、タレントのある選手が多数所属しているため、頭を悩ませながらの選手の起用が推測される。興味深いのは、2010年のW杯におけるフォーメーションである。論理的であり、脅威的でもあった。Creative Footballでは、その当時のフォーメーションを基に、可能性の1つとしてのフォーメーションを作成させて頂いた。

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まず、今回のメディアの注目の的となってしまったGKのカシージャスだが、オランダとの敗戦以来、表情にある種の自信の喪失感が見られる。反応にも少し遅れが見られ、以前のカシージャスとは大いに異なる。W杯における敗退が決定しているため、ここは他選手のモチベーションを保つためにも、最後のオプションであるレイナの起用を提案したい。将来的なことを考慮に入れると、デ•ヘアの起用が理想的だが、怪我をして以来、同選手のコンディションが不明瞭である。最終ラインには、左から、アルバ、ピケ、アルビオル、そしてラモスを配置させて頂いた。特に、前回W杯で右サイドバックを務め、相手にとって脅威となったラモスの攻撃参加には、依然として期待ができるだろう。

中盤のシステムも前W杯でのフォーメーションを参考にした。ボランチにアロンソ、シャビ•エルナンデスを配置させて頂いた。特に、シャビ•エルナンデスの存在は、現代表において、依然として重要である。イタリア代表でいえば、ピルロのような重要度がある。そして、同代表に必要不可欠のトップ下兼ファンタジスタは、カソルラが適任であろう。中盤における、同選手の自由な発想とカリスマ性というものが発揮された時、このチームの方向性がより明確となるはずである。イニエスタとペドロにはサイドに出来るだけ張るようにポジションをとり、細かいパスワークのみならず、ドリブルでの持ち込みも大いに期待したい。そして、ここまで不発のワントップには、是非、前大会での立役者であり、依然として決定力があるビシャの起用を強く願いたい。今大会に度々見られる監督による采配の失敗例の1つとして、一人の選手にチャンスを与え過ぎるため、他の選手に機会が回ってこないという傾向があるようである。日本代表にも少し似たような兆候が見られるが、残りの試合を悔いのないように戦えるよう、サッカーファンの一人として強く念じている。

執筆:Dragonshoot

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2014年6月17日火曜日

ザックジャパン、ギリシャ戦での3-4-3の可能性

コートジボワール戦にて惜しくも敗戦となったジャックジャパンに、様々な改善の声が飛び交う中、Creative Footballではあえて、以前にザッケローニ監督が封印すると述べていた3-4-3の可能性に迫りたい。これは、現代表にはワントップを務められる決定的なストライカーが不在である、ということが理由として挙げられる。ゼロトップにした、本田を最前線に配置したフォーメーションこそが、現代表の最適なオプションの1つであるのかもしれない。

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前線には、左から、大久保、本田、斉藤と配置した。これらの選手は、決定力+ドリブルでの打開という2つの要素が条件となり選出させて頂いた。特に両サイドでにはウイング的役割も課せられるため、ドリブルの能力が高い選手らが優先的に選ばれるべきだと信じる。今回のW杯には呼ばれなかったが、実際の所、原口や宮市といった選手らが、相手に脅威を与えるという論上では理想的だった。特に宮市には、速さが特徴のプレミアで経験を積んできており、アーセナルにて、例えレギュラーとして活躍していなくとも、現代表における3-4-3の一角としては、機能できると推測する。

2列目は左から、長友、青山、山口そして内田といった選手らが理想的であろう。特に長友に関しては、これまでのインテルと日本代表での試合において、守備の負担が少ない時ほど、前線でより相手に脅威を与えるプレーが出来ている。内田に関しても同様に、より攻撃面に集中させることで、本来のザックジャパンが目指していた、より攻撃的なフットボールができるのではないであろうか。4-2-3-1において、より結果を出しているとはいえ、それらのほとんどはフレンドリーマッチであり、前回のコンフェデレーションカップ等、公式戦となるとそこまでの結果は出ていないのが事実である。これらを踏まえると、ここは攻めに出て、選手のみならず、システムの改善も緊急に必要となるのではないであろうか。

DFの3枚は、左から今野、吉田、森重を配置させて頂いた。森重をセンターに配置した方が良いとお考えになられる方もいるかもしれないが、前回の練習試合で本田にアシストした時の、前線での森重の脅威も忘れてはならない。日本人の国民性を考えると、統率されたシステム管理というのがふさわしく、オフサイドトラップを利用したクレバーな戦略もこれからの試合のおいて、重宝するのかもしれない。

以上がCreative Footballより作成させて頂いた、現代表における3-4-3のフォーメーションである。今の代表に欠けているのは、なるべく多くの選手を試合で使う、というバランスなのかもしれない。有名クラブに所属しているだけという事実は、欧州のチームにおいては、何ら選手の起用理由にはならないのが現状である。ベンチを温めている選手は、その為だけのためにこのW杯に来たのではなく、実践において個々の持つ能力を発揮し、日本代表の手助けをするために、遠くの国ブラジルまで来たのではないであろうか。チーム全体のモチベーションと将来の日本代表を考えると、タレント性だけではなく、システムに合った平等な選手の起用法というのが、我々ファンにとっては最も望ましい形であると信じる。

執筆:Dragonshoot


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2014年6月16日月曜日

ギリシャ戦、本田ワントップの可能性と選手の入れ替え

W杯のグループリーグが着々と行われている中、日本代表も次戦のギリシャ戦に向けた準備が進んでいる。ザッケローニ監督がどのような采配をとるかが注目されているが、次回は確実に、選手の入れ替え等を含む改革が必要であろう。これには、他選手のモチベーションを保つのにもとても重要なことであるはずだ。前回の試合で結果が出せなかった選手は、必然的に入れ替えられるというのは欧州では当然のことである。一方で、前回のW杯でワントップとして結果を出した本田の功績も、今の日本代表の現状においては無視することはできないはずである。周知の通り、現段階で勝利を収めてきているチームには、決定的なストライカーが存在している。これらを考慮に入れ、Creative Footballでは更なるフォーメーション案を作成させて頂いた。

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まず、フィジカルの強さを活かしたポストプレー並びに決定力を備えた本田をワントップに配置した。本田の普段のポジションであるトップ下のポジションにおいて、現段階でフィジカル、メンタル、そして経験という事を踏まえると、大久保が適していると考える。そして、左サイドには、ドリブルでゴールまで持ち込める能力を備えた斉藤を配置した。オランダ代表のロッベンやアルゼンチン代表のディ•マリアらのように、ドリブルができるウイングの選手は今大会において、必要不可欠の勝利要素である。香川に関しては前回の試合から少し距離を置いた方が、コロンビア戦に向けたより良い準備になるであろう。右サイドも同様に、顔面に怪我をし、最近の代表試合において、決定率が下がりつつある岡崎も少し距離を置いた方が良いと考える。そして、このポジションには、本田に対するアシスト率が高い清武を配置した。特に、サイドからの正確なクロスに期待が出来るだろう。

ボランチは、現段階で最もコンディションの良い青山と山口が適しているだろう。遠藤も考慮に入れたが、前回のパフォーマンスから、今回は少し距離を置いた方が良いと考える。長谷部と同様に、コロンビア戦での先発復帰ができることを強く念じている。両サイドバックは現状維持というのが無難であろう。前回の左サイドでの守備力の低下を考えると、酒井高徳の配置も興味深いが、まだコンディションが完全には戻っていないであろう。センターDFにおいては、吉田を今野と入れ替え、より堅守な守備を現代表にもたらすというのも良い案であろう。吉田も怪我から復帰した選手らの一人であり、前回のハードワークから少し距離を置いた方が良いと考えられる。

次回のギリシャ戦に必要なのは、確実な「勝利」である。しかも、出来るだけ点を取り、得失点差を広げなければならない。それは、コロンビアがコートジボワールに勝利し、コートジボワールがギリシャに勝利した時のことを想定に入れている。もし日本が残りの試合を全勝し、2勝1敗でいずれかの国と並んでしまった際にも、得失点差で有利に立たなければならない。シンプルに言ってしまえば、今の代表にできることは、出来るだけ点をとり、失点をしないように勝つことである。前回のコートジボワール戦において、例え自国が負けても、試合後のスタンドのゴミ拾いをしてから去るという尊敬されるべき日本代表のサポーターらのためにも、是非、最高のパフォーマンスが披露されることを強く願っている。

執筆:Dragonshoot



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2014年6月15日日曜日

コートジボワールに敗戦も、ここからが日本代表の逆襲

日本代表にとってのW杯初戦、コートジボワールには惜しくも敗れたが、これはもう既に過去の話であるというのが事実。現実を見、これからいかにして逆襲していくかということを、冷静に踏まえて次戦に備えることが望ましいであろう。まず、次戦で何人かの選手らを入れ替えてリフレッシュすることが望ましいと考える。これには、コンディションの修復に当て、コロンビア戦へと準備を進めて行くことにも繋がる。そして、ベンチ側から、試合の全体像を眺め、考察するということも含まれている。まず、コンディションが優れなかった香川や、普段通りのストライカーとしての役割が思うようにいかなかった岡崎や大迫らを休ませ、大久保、清武、そして柿谷らを次戦のギリシャ戦で先発起用させても良いのではないであろうか。

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まず、ワントップに入る柿谷には連動して、ボランチに青山という配置が必要不可欠と考える。これには、青山のロングパスに相当な可能性があると信じるからである。大久保もこのロングパスに反応することは、記憶に新しいのではないであろうか。そして左サイドにおいて、より動け早い大久保の攻守に期待したい。何より、同選手には強いメンタリティも存在している。ただここで重要なのは、中に入りすぎずサイドに出来るだけ張ることが条件である。右サイドには、清武の正確なアシストを期待して配置した。そして、運動量も申し分無いため、前線でのプレッシャーも充分に期待出来る。トップ下はフィジカル、メンタル面でも強い本田で良いだろう。

もしあえて、前回のコートジボワール戦で少し気にかかる事があるとすれば、ボランチとして守備にも貢献していた長谷部の交代である。1点のリードがあるというアドバンテージを利用し、守備により力を注ぎ、フィジカル面でより強い選手を残し、さらに投入しても良かったのではと考察する。1-0で日本が守り抜いて勝利ということも、W杯という厳しい舞台においては、充分にファンの期待に応えていたはずであろう。相手はフィジカルでぶつかってくるだけに、それにはフィジカルで勝負するということが望ましかったのかもしれない。勿論、ドログバの投入によるコートジボワール側のモチベーションの変化や、根本的なより優れたフィジカル面ということを考えると、全てを一概で解くことは不可能であるが。

Creative Footballとして、少し気にかけている近代のフットボールの傾向。それは、フィジカル面がより強調され、ファンタジスタの数が減ってきているということ。現状では、美しいフットボールが見たいというファンを満足させることは困難であろう。GK以外はスローイン時を除き、手を使うことが禁止されているはずのスポーツのはずだが、年々、プレーの質もアグレッシブになってきている。格闘技の一角として位置づける方々もいるが、それは傾向上での話であると信じたい。審判員の更なる厳しいジャッジは、純粋にフェアプレーを好むファンの心の支えになるのかもしれない。例え勝利していても、無駄に時間稼ぎをせずに、正々堂々と最後まで相手チームを尊敬し、最大限の力でぶつかっていくという、美しいチームがこれからもより増えることを強く念じている。

執筆:Dragonshoot